手元供養を行っている方にとって、旅行中も故人をそばに感じたいという思いは自然なことです。
実際にペンダント型やキーホルダー型などの手元供養アイテムは旅行先でも持ち運びやすく、多くの方に利用されています。
ただし、国内旅行と海外旅行では注意すべき点が異なります。
国内では基本的に手元供養のアイテムを持ち歩くことに法的な問題はありませんが、公共交通機関を利用する際に金属探知機に反応したり手荷物検査の際に説明が求められる可能性があるのです。
そのため、必要であれば事前に中に遺骨が納められている旨を記した簡単なメモを同封しておくと安心です。
一方で海外旅行の場合、入国審査や税関の取り扱いには特に注意が必要です。
国によっては遺骨の持ち込みに厳しい制限が設けられている場合があり、事前に大使館や航空会社への確認を欠かさないことが重要なのです。
飛行機に持ち込む際には手荷物と携帯する方が安心で、スーツケースに入れて預けることは避けるべきです。
感情的な理由からも物理的な破損を防ぐためにも、身につけて持ち歩くスタイルが推奨されます。

















